「学生街の喫茶店」の大ヒット以降、「君の誕生日」、「ロマンス」•••と、それなりにヒットを飛ばし、賞も取り、紅白にも出て、全国的にメジャーなグループになった事は、それはそれで良かった事だし、喜ばしい事だった。
でもあのデビューアルバム、サードアルバムのGAROサウンドを刷り込まれたギター少年達には、『次こそは』と期待しては裏切られる、の繰り返しだったのではないだろうか。
それも「一枚の楽譜」までは良かったのだが、「姫鏡台」で何だこれは?となって離れていってしまった人がかなりいたのではないかと思う。
この頃は事務所も本人達も方向性がわからずに迷走していた時期だったんだろうな。
次の「ピクニック」で3人揃ってマーチン(マーティンではない!(笑))D45を抱えて出てきた時には大喜びしたけれど、離れていった人を取り戻すまでには至らなかったのだろう。
次のシングルのこの曲も今聴けば良い曲だと思えるのだが、当時はメンバーのオリジナルではないというだけで、あまり好んでは聴かなかった記憶がある。
※でもちゃんとシングル盤は買っていた!(笑)