1975年の発売当初、何だかすごく違和感があってなかなか好きになれなかったアルバムである。
当然それは全曲阿久悠氏が作詞しているという事に起因しているのだと思う。
当時はファーストアルバム「GARO」、サードアルバム「GARO 3」で彼らのオリジナル曲の素晴らしさを知ってしまっていただけに、「GARO 4」、「CIRCUS」で肩透かしを喰らい、次こそはと思っていたところにこれが来て『またか』という残念な思いが強かった事もあって、じっくり聴くという事をしなかったせいもある。
まぁ、若かったんだな•••
聴き込む程に味わい深いアルバムだと感じるようになったのはだいぶ経ってから。
奇しくも「阿久悠」というペンネームは「悪友」から来ているとか。
30年後に自分(達)が「BAD FRIENDS」を名乗る事になろうとはね。