それは文字通りまさに衝撃だった。
1974年の3月くらいだったような気がするのだが記憶が曖昧で定かではない。
当時テレビは全国ネットのVHF放送に加え、アンテナさえあればローカル局のUHF放送を観る事が出来た。
その頃住んでいた地域ではTVK(テレビ神奈川)を視聴でき、その日は「ヤングインパルス」という音楽番組で1組のアーティストを特集する「歌のビッグショー」でGAROが放映される日だった。
始まるやいなやいきなり「暗い部屋」のイントロ•••圧巻のギターサウンド、コーラスワーク•••
既に好きになってコピーを始めてはいたが、これが決定打だった。
いつかこんな音を自分でも出したい•••
そんな思いでエレキギターには手を出さず、アコースティックギターだけを弾き続けてきた。
当時はビデオデッキなどはなく、ラジカセで録音したカセットテープが宝物となった。
時は流れて2005年だったか•••
オフの集まりで大野さんが持参して披露してくれた秘蔵VTRにこの時の映像が!
30何年ぶりかの再度の衝撃。
その後発売された「GARO BOX」のDVDのトップに収録されたこの映像を観る(聴く)たびに心ときめく。